元家具屋勤務の私が、自宅の家具購入前にやったこと

住まい

住むマンションが決まり、元家具屋の私が家具購入で気をつけたこと、実践したことをまとめてみました。

マンションが決まり、はじめにしたこと

まず、引っ越しの前にすべての部屋寸法を測り、控えました。
私は手書きで簡単な間取り図を描きましたが、不動産業者から頂いた図面に詳細寸法を書き加えていく方法でも良いと思います。


部屋の大きさは、家具の大きさを決めるために、欠かせない情報になります。
不動産業者から手渡される間取り図や、ネットに掲載されている間取り図は、
部屋の内寸や端から窓までの距離など、詳しい寸法の記載がないことがほとんどで、家具を買う時に必要な情報が載っていません。

家具屋で働いていた時に、寸法が載っていない図面を持参され、しっかりご相談にのることが出来ない場面が何度もありました。

部屋に合っていないサイズの商品を買ってしまうと、通路幅が十分確保できず、通りにくかったり、圧迫感が出たりします。
プロにしっかりアドバイスをもらうためにも、部屋寸法を測り、その資料を家具屋へ持参することをお勧めします。

部屋の写真を保存

次に、部屋の写真を沢山撮影しました。

写真は、家具の色やカーテンの色を決めるのに、役立ちます。
ドアの色やキッチンの色、床材の色に合わせてコーディネートしていくので、
写真があると、イメージしやすくなります。

家具屋さんから、的確なアドバイスをもらいやすくもなります。

家族で家具の配置をざっくり考える

間取り図と実際の部屋の広さを見ながら、家具の配置を考えます。
ダイニングテーブルはここ、ソファはここ、TVボードはここという感じで、
配置を考えます。

配置を考えた後、どれぐらいの家具のサイズなら、問題なく使用できるのか、
おおよそのサイズを決めておくと商品選定がしやすいです。
これから買う家具の理想の寸法を図面に書き加えてから、家具屋さんに行くのもお勧めです。
家具屋さんにサイズのアドバイスを貰うこともお勧めですが、事前にイメージしておくと、より一層商品選定がしやすくなります。

家具屋さんの展示スペースは、天井高が高く広いので、サイズ感がわかりづらいです。
家に設置すると、ショールームで見た時より大きく感じやすいので、しっかり寸法を確認しながら商品選定をしましょう。

理想のイメージ写真を探す

家の雰囲気がわかったところで、どんなイメージの部屋にしたいか
理想の部屋のインテリア写真をGoogleで画像検索し、気に入った写真は携帯に保存しました。
イメージ写真があると、迷った時に家具選定がしやすくなります。

家具屋さんも、写真を見て「このイメージが好みなら、こちらはいかがですか?」という提案がしやすくなります。

自分の中で、譲れないポイントを整理

私は、家具を買うにあたり、自分の中で譲れないポイントを考えました。

子供を産みたいと思っていたので、子供が出来た時のことを想定して商品を決めることにしました。
将来の引っ越しや、今使用している家具のことも考え、どんな商品が良いか考えました。

【我家で決めていたこと】
・産まれてくる子供のために、出来るだけガラス製品は避ける。
・家具の角に、ケガ防止のコーナーゴムを付けたくないので、出来る限り丸みのあるデザインにする。
・今後引っ越しをする可能性もあったので、機能性が損なわれない程度に、出来るだけコンパクトなサイズを選ぶ。
・今持っている家具で、気に入っているものはそのまま使用したいので、それに合わせたデザインを選ぶ。(既存家具の写真も撮影しておきました。)
・ソファは座り心地を重視するために、沢山展示に座って決める。

最後に

高価な家具に関しては、即決せず、その商品の写真に撮らせてもらい、家で実際にイメージに合うかをじっくり検討した後に購入していました。

家具は、長く使うものなので、開き扉や引出しタイプは、金物(レールや丁番)がしっかりしているかを確認して購入することをお勧めします。

注文前に、決めた家具が搬入できるか確認しておきましょう。
廊下が通るか、エレベーターにのせることが出来るのかがポイントになります。

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