キッチン、洗面を扱う会社で約15年働いているSakuと申します。
本日は、キッチンや洗面、トイレのタオル掛けについて取り上げたいと思います。
タオル掛けの種類について
【形について】
バータイプ、リングタイプが一般的です。
【取付方法】
ビス固定タイプ、マグネットタイプ、吸盤タイプ、フックタイプなどがあります。
上記以外に、取っ手に取り付けられるタオル掛けが設備メーカーから販売されています。
タオル掛け バータイプのメリット・デメリット
【メリット】
・広げてタオルが掛けられる。
・長いタイプだと、２枚掛けられる。
【デメリット】
・幅がある分、取り付け場所が必要。
（窓や三面鏡との干渉などで、取り合い上、付けられないことがある。）
タオル掛け リングタイプのメリット・デメリット
【メリット】
・設置面積が狭くてすむので、トイレのようなコンパクトな空間にも付けられる。
【デメリット】
・１枚しか掛けられない。
・タオルを折らないと掛けられないため、通気性が悪くタオルが乾きにくい。
我家が実際に使用してみて使いにくいと感じたタオル掛け
賃貸の我家。
元々付いていたタオル掛けが、とても不便なので参考にUPします。
これから購入予定の方の参考になれば嬉しいです。
前後に掛けられるタオル掛け、こちらは一見、２枚掛けられるので便利そうですが非常に使いづらいです。
奥にタオルを掛ける時に手前のバーが邪魔になります。奥のタオルで手を拭く場合に、手前のタオルが邪魔になります。
タオルを１枚以上掛けたい方はどうすれば良いのでしょうか？
タオルを沢山掛けたい方のために、次の項目でお勧めタイプを記載します。
ロングタイプのタオル掛けが意外に便利！
脱衣所のタオル掛けでお勧めなのが、長めのタオル掛けをつけることです♪
タオルバーは４０㎝ぐらいのものが一般的ですが、探せば長いものが販売されています。
（私はこの仕事をして、初めて長いタオル掛けの存在を知りました。）
家族ごとでタオルを分けている方は、並べて掛けることが出来るので便利です。
主人の実家は、ロングタイプを２本付けており、上段には手を拭くタオル、下段には掃除用タオルを掛けています。
上段は、２枚掛け夫婦それぞれで使い分けをしているそうです。
ロングタイプを付けておけば、タオルを１枚掛けて、横に洗剤やスプレーをかけたり、歯磨き粉を吊るすという使い方も出来そうです♪
お子様がいるご家庭に提案したいタイプ
お子様がいるご家庭には、扉に付けるタイプのタオル掛けをお勧めします。
我家は壁付けのバータイプを洗面化粧台で使用しています。
娘は４歳で、自分でうがいや手洗いが出来るようになってきたのですが、手を拭く時に毎回タオルを床に落としてしまうんです😨
恐らく、ギリギリ手が届く状態で拭くので、ついついタオルを引っ張ってしまうことが原因だと思われます。
毎回タオルを掛けなおすことがとても面倒に感じています。
これからタオル掛けを検討される方で、小さいお子様がいる場合は、是非扉に付けるタオル掛けを検討してみてください♪
ただ、扉付けタイプのタオル掛けにもデメリットがあるので、お伝えしておきます。
タオルを掛けた状態で、下の引き出しを開けると、タオルが挟まります。
下段の引出しの開け閉め回数と子供が手を拭く回数では、恐らく子供が手を拭く回数が上回ると思いますが、引き出しの開け閉め回数の方が圧倒的に多い！という方は、逆にストレスになるので、ご注意ください。
将来子供が大きくなった時用に、壁と扉の両方つけておく方法もあります。
子供が小さい間だけ、将来取り外しができるフックタイプや吸盤タイプのタオル掛けを低い位置に付けて使う方法もあります♪
ただ、吸盤タイプは付ける場所によっては上手く付かなかったり、吸盤あとが残ってしまったりします。
フックタイプも、扉を傷つけてしまったり、扉を閉める度にガチャガチャうるさかったりします。
それぞれ、一長一短があるので、そのあたりも含めてご検討くださいませ♪
最後に
「タオルは洗面所やキッチンの取っ手にかけるので、タオル掛けは不要です。」とおっしゃる方もいますが、取っ手ですと厚手のタオルは掛けづらいです。
取っ手はタオルを掛ける前提にはなっていないので、腐食の原因にもなりますので、タオル掛けに掛けることをお勧めします。
タオル掛けをご自身でIKEAやホームセンターで買って付けられる方もいますが、新築やリフォームの方は、業者様にお願いをして、タオル掛けを取り付ける部分に下地を入れてもらうことをお勧めします。
親切な業者様ですと、自分達で用意したタオル掛けを取り付けてくださるところもあります♪
タオル掛けは、しっかりした壁でないと、取れてきてしまうので、ご自身で付ける場合は注意が必要です♪
タオル掛けのデザインもいろんな物出ているので、是非楽しんで選んでくださいね♪
