お風呂|暖房換気を迷われているあなたへ

住まい

水まわりに関わる仕事をしているSakuです。
祖母と同居していた経験と子育ての経験を元に、本日は浴室の暖房について書きたいと思います。
暖房をつけるか迷われている方の参考になれば嬉しいです。

暖房

私が暖房換気扇をお勧めする理由

ヒートショック対策

居室と脱衣所、浴室の温度差をなくすことで、ヒートショックの対策になります。

環境によっては、浴室暖房だけでは足りない場合があります。
それは、脱衣所が寒いケースです。

「浴室に暖房をつければ、ヒートショックが防げるので安心。」
よくそんな風におっしゃる方がいますが、各部屋の室温に差をつけない!ことがポイントになります。
脱衣所も寒い場合は、脱衣所暖房を設置することも検討しましょう。

シャワー浴の時にも便利

 浴槽につからずに、シャワーだけで済ます場合に暖房があると便利です。
足腰が弱ると、湯舟から立ち上がる動作が大変なので、浴槽につかるのが億劫になるようです。
暖房があれば、冬場のシャワー浴も快適に過ごせます。

冬場、焦ってケガをするリスクが減らせる

 高齢になると、ひとつの動作に時間がかかります。
例えば、ドアをあけて、洗い場に入り、かけ湯をして浴槽に入るという動作は、20代の方と90代の方だと全然スピードが違います。
寒い冬をイメージして欲しいのですが、寒い冬、あわてて浴槽につかることはないでしょうか?
そのスピードは、90代になると随分遅くなります。
浴室を温めておけば、慌てて浴槽に入る必要もなくなり、自分のペースで安全に湯舟に入ることが出来ます。
慌てて転んでケガや骨折に繫がると大変です。
安全に入浴するためにも暖房はお勧めアイテムとなります。

子供がしっかり湯舟につからなくても寒くない

 長い時間、子供が洗い場で遊んでいたり、浴槽につからず立って遊ぶことはないでしょうか。
私の娘は、よく湯舟に座らず立って遊んでいます。
寒いことを忘れて夢中で遊び、すっかり体が冷えてしまっている!ということを防ぐためにも、暖房はお勧めです。

暖房以外で寒さを改善する方法

壁に断熱材をしっかり入れてもらって、外気の影響を受けにくくする。
窓を2重にして、外気の影響を受けにくくする。
タイルのお風呂からユニットバスへ変更する。
在来浴室(タイルのお風呂)から断熱材を壁裏に追加したユニットバスへリフォームしたことがあるのですが、寒かったお風呂が随分快適になりました。タイルのお風呂と壁裏断熱入りのユニットバスだと、こんなに違うのかと本当に驚きました。

最後に

私は祖母と一緒に住んでいたのですが、冬場はよく暖房を使用していました。
暖房をつけるとユニットバスの値段が高くなるので、迷われると思いますが、高齢の方と同居されている方やこれからの将来に備えてユニットバスを検討されている方にはお勧めします。

入浴中、暖房の風が気になる場合は、入浴前に浴室を温めて、入る前に切ると風が気になりません。
入浴中に暖房の入切操作がしたい場合は、浴室内にリモコンが設置できる商品を選びましょう。

浴室内の暖房は、入浴中に風量を弱くできる機種があるので、そのような機種にしておくと安心ですね。(風が強いと、暖房の風が身体に直接あたるので不快です。)

あとは、温度管理もしっかり行いましょう。
たまに、部屋の温度を上げすぎてのぼせそうになることがあるので、注意してくださいね♪

素敵なお風呂になることを祈っています♪


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