後悔しない!キッチンの扉選び|ポイント

住まい

はじめに

キッチンの扉色、迷われる方が多いです。
一度、取り付けると10年以上使用するので、
慎重になりますよね・・

私はキッチンに関わる仕事を15年程しており、
今まで沢山の方にキッチンのご提案をしてきました。

今日は、皆様がよく迷われるキッチン扉について取り上げたいと思います。

扉色を決める時のポイント

・リビングやダイニングから丸見えの配置の場合、キッチンの扉色は重要になります。
床、建具、家具などと色合わせをすると、一体感が出ます。

・カップボードを市販の置き家具にする場合、カップボードとの色合わせが必要になってきます。
キッチン本体が、特殊な色ですと、色合わせが難しくなります。

・キッチンは10年以上使用するものになるので、飽きにくい扉色にすることをおすすめします。

・小さい扉色サンプルだと、イメージがわかないので、出来るだけ大きい扉色サンプルを見て決めるようにしましょう。

扉色は照明の色によって見え方がかわるので、ショールーム内にご自宅の照明の色に近い場所があれば、その下でサンプルを見ておくと、失敗しないと思います。

濃色系扉の特徴

高級感や重厚感を希望される方は、濃色系の扉がおすすめです。

カウンターをステンレスにすれば、男性的なクールな感じに仕上がります。
ブラックの人工大理石のカウンターを合わせても高級感が出て素敵ですが、ブラックの人工大理石は小傷が白く目立ちやすい傾向があるので、そこを十分理解した上で購入を検討しましょう。

濃色系の鏡面を選ばれた場合、手垢が目立ちやすいです。

濃色系扉は、明るい色目に比べると、圧迫感が出やすくなります。

カラー扉の特徴

・キッチンの扉には、赤やピンク、グリーンなど、さまざまな色の品揃えがあります。
家全体に木目を多用しているようでしたら、キッチンは木目を避けて、色を入れてあげることで、床や建具の木目が活かされると思います。

カラー扉を選ぶデメリットは、色目によっては、飽きてしまうことです。
キッチンは簡単に買い替えが出来ないものなので、飽きにくい色を選ぶことをおすすめします。

・リビングのソファやクロスに色が入るようでしたら、それらとの相性も考えた上で、選定しましょう。ソファが青で、キッチンが赤など、カラフルになり過ぎるとまとまりがなくなるので、注意が必要です。

木目扉の特徴

・キッチンの色では、白が人気ですが、木目もよく選ばれます。

・ナチュラルな雰囲気にしたい方にお勧めの扉になります。

・床材が大理石調のタイルの場合、冷たい印象になりがちですが、
木目の扉を合わせることで、空間に温かさが出ます。

床がフローリングの場合、同じような色のキッチン扉を選ぶと、メリハリがなくなります。
キッチンを木目扉にする場合は、床材をタイルやクッションフロアなどの違う素材で合わせるか、キッチンと濃淡がはっきりするフローリングを選ぶようにしましょう。

白扉の特徴

キッチンで無難な扉色は、白です。
白は合わせやすいので、どんな家具や建具、床材がきても、比較的きれいにまとまります。

食器棚を置き家具にする場合でも、色合わせがしやすいです。

キッチンのカウンターを人工大理石の白にしても綺麗ですし、
カウンターをステンレスにして、
クールな感じにしてもお洒落
だと思います。
パステル系のカウンターとも相性がよいです。

白は圧迫感が出にくく、広くそして明るく見えるメリットがあります。

最後に

・ショールームで色決めをするときに、既に決めている床や建具のサンプルを持参することをおすすめします。
キッチンの色に合わせて、床材や建具を決める場合は、逆にキッチンの扉サンプルをもらって帰って、床材や建具のショールームへ持参し、合わせてみると決めやすいです。



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