水まわりの仕事をして約１５年のSakuと申します。
この仕事をしていると、自分がキッチンを購入する時はこうしたいなぁ・・など、いろいろ考えます。
その中で、いつもゴミ箱について思う事があります。
キッチンメーカーのゴミ箱は果たして便利なのか？ということです。
どのメーカーでも自社のゴミ箱収納を用意していますが、
個人的には、ゴミ箱は自分で購入した方が便利なのではないか・・とよく思うのです。
本日は、その理由について書きたいと思います。
キッチンメーカーのゴミ箱を採用するメリット
キッチンメーカーのゴミ箱は、基本的に引出しに入れるタイプと、キャスター付きワゴンに入れて引き出すタイプが一般的です。
キッチンメーカーのゴミ箱を採用するメリットとしては、キッチンの扉材で隠せるため、見た目が美しいという点があげられます。
キッチンメーカーのゴミ箱を採用するデメリット
キッチンメーカーのゴミ箱は意外とデメリットが多いです。
・ワゴンや引出しに収納するタイプは、２個もしくは３個がセットになっているケースがほとんどで、１つのゴミ箱を引き出すたびに、隣のゴミ箱もついてくるため重たい。
・ゴミ箱の容量が小さいものが多い。
・ワゴン付きだとワゴン本体も汚れるため、お手入れが面倒。（引出しに入れる場合でも、引出しが汚れます。）
・自分で用意する場合は、ペットボトル用45L、プラスチック用45L、普通ゴミ用30Lなど、自宅のゴミの量に合わせてゴミ箱を選ぶことが出来る。（キッチンメーカーのゴミ箱は、同じリッター数のものが２個もしくは３個セットになる。）
結局どっちがおすすめ？
カップボード側、もしくはシンク下にゴミ箱スペースを取り、ゴミ箱は市販のものを自分で用意するというパターンが私のお勧めです。
ゴミ箱を隠すことが出来なくなりますが、最近ではお洒落なゴミ箱が販売されていますので、そちらを選べば、インテリアの面で問題ないかと思います。
ゴミ箱を設置する場合の注意点
写真のように、シンク下に普通ゴミ用のゴミ箱を置くパターンは、動線としては非常に便利ですが、シンク下の引出しがなくなることで、ザルやバット、ボウルなどを収納するスペースがなくなります💦
キッチンのサイズが大きい方で、シンクの隣の引出しにザルやバットやボウルが収納出来れば問題ないですが、キッチンが小さい方には、それらの収納スペースがなくなるため、シンク下ゴミ箱プランはあまりお勧めできません。
キッチン本体が小さい方は、キッチンの隣にゴミ箱を設置するか、カップボード側にゴミ箱を設置するようにしましょう。
引戸の中にゴミ箱を収納する方法もあります。ゴミ箱がスッキリ隠れて見た目は綺麗ですが、ゴミを捨てる時に毎回引戸をあけないといけないので不便です。私はお勧めしていません。
まとめ
キッチンのゴミ箱は自分で用意する方が、メリットが多い。
シンク下にゴミ箱を設置すると、ゴミ箱は使いやすいが、シンク下にザルやバット、ボウルが置けないことで、家事動線がスムーズにいかなくなることがある。
引戸の中にゴミ箱を収納すると、捨てる時に毎回引戸をあけないと捨てられないので、不便。
基本的にゴミ箱は、扉で隠さず、そのまま置くのがベスト。
最近、お洒落なゴミ箱が沢山販売されているので、インテリアを重視したい場合は、お洒落なゴミ箱をそのままゴミ箱スペースに置くというプランが一番お勧め。
