キッチンの吊戸棚は昇降タイプにするべき?

住まい

水まわりの仕事をして約15年のSakuと申します。

「吊戸棚は昇降タイプにしてください」とよく言われます。

昇降タイプは本当に使いやすいのでしょうか・・・

昇降タイプにもメリット、デメリットがあるので紹介したいと思います。

昇降タイプのメリット

脚立を使わなくても、吊戸棚の高い位置に収納したものが取れる

昇降タイプのデメリット

収納できるものが限られる。タッパーや乾物のストックなどを収納するには適しているが、昇降ラックから落ちてしまって割れるものや危険なものが収納できない。
・普通の吊戸棚に比べ、入る量が減る。(実際に使えるスペースは、幅も奥行も、普通の吊戸棚より小さくなる。)
重いものを収納すると、上へあげる時に重たい
普通の吊戸棚より費用がかかる

お勧めは?

昇降タイプはメリットよりデメリットの方が多いです。
価格を上げて昇降タイプの収納を選ぶより、普通の吊戸棚にして工夫する方が使いやすいように思います。
収納バスケットを取っ手付きにすれば、さらに出し入れがしやすくなります

我家の吊戸棚の収納は?

我家は、キッチンが狭く、食器棚を置くスペースが取れないので、吊戸棚に食器を収納しています。
もし昇降タイプだと、このように食器は収納出来なかったと思います。

身長が低めの方で、これからキッチンを購入する方は、吊戸棚を低く取り付けてもらうことを検討すると良いと思います。

まとめ

昇降タイプの収納は、脚立に乗らずに出し入れ出来るが、デメリットも多い
昇降を付けずに、収納バスケットを使って工夫する方が、柔軟性が高く使いやすい

これからキッチンを購入する方は、吊戸棚の取り付け高さも打ち合わせしておきましょう

昇降タイプではなく、普通の吊戸棚にする場合は、棚板の数が適切か確認しましょう。
キッチン購入前に、追加しておくと、後で追加発注しなくても良いので楽です。

キッチン購入後、実際に使ってみて、棚板だけを追加したくなった場合は、設置したキッチンメーカーに相談しましょう。

我家のようにホームセンターで棚を買う方法もありますが、キッチンメーカーの棚板を追加した方が意匠的にスッキリすると思います。



以前にキッチンの整理収納法をブログにアップしたことがあるので、URLを添付します。
よかったら参考にしてみてくださいね♪

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