水まわりの仕事をしているSakuです。
今まで沢山のキッチンを納めた経験から、見た目と使い勝手のバランスがよかった冷蔵庫の隠し方について書きたいと思います。
はじめに
最近のSNSを見ていると、引戸に冷蔵庫を収納しているパターンを見かけます。
正直、引戸に隠すのはお勧めしません。
理由ですが、食材を取り出す時に毎回引戸をあけてから、冷蔵庫の扉を開けないといけないからです。
整理収納アドバイザーの用語で説明すると、「アクション数が増える」と表現するのですが、動作が増えてしまうことで、家事の効率が悪くなります。
私がお勧めする冷蔵庫の隠し方
冷蔵庫を対面キッチンの並びと同じラインに置き、リビング側から見えないようにするプランです。
壁の死角になることで、冷蔵庫が隠れる上、冷蔵庫を引戸で隠す必要がないので、食材の取り出しもスムーズになります。
このプランでの注意点
キッチンとのバランスを考える
・冷蔵庫スペースを確保するために、キッチンが小さくて使いにくいということがないように注意しましょう。
冷蔵庫の両側にゆとりをもたせる
・壁と冷蔵庫にある程度ゆとりを取っておかないと、冷蔵庫の買い替え時に商品が絞られます。
・ゆとりがないと冷蔵庫の扉がしっかり開かず、食材の取り出しがしにくくなります。
ゆとり部分の有効活用
・キッチンペーパーホルダーやラップホルダーを冷蔵庫に付けて、それらを隠す。
・空いているスペースに折りたたみ式の踏台を収納しておけば、キッチンの高いところの収納物の取り出しもスムーズです。
まとめ
冷蔵庫は、引戸の中に収納せず、配置を工夫して隠しましょう。
最近では、パントリールームに冷蔵庫を入れてしまう方もいます。
パントリーが近ければ、そのパターンでも良いですが、キッチンやダイニングから遠くなると動線が長くなり、作業効率が落ちるので注意が必要です。
参考になさってくださいね。